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タワーマンションが持つイメージ
タワーマンションと聞いて皆さんはどんな印象をお持ちですか?
・一度は住んでみたい!!高級住宅
・夜景が綺麗に見える
・都心の一等地に在り駅が近い
・高級ホテルのマンションバージョン
・お洒落なエントランス
・コンシェルジュがいてトレーニングジムなどが併設されている
「高嶺の花」で限られた高所得者層のみが住める特別な住居。
そんなイメージをお持ちの方がほとんどではないでしょうか?
日本初のタワーマンションは埼玉県与野市
そもそもタワーマンションの始まりは
住友不動産が1976年に建設した22階建て、 高さ66メートルの埼玉県与野市に作られた
「与野ハウス」 とされています。
タワーマンション建設ラッシュが始まったのが1990年代からに なります。
1976年を起点とすると高さが20階以上になる高層マンション は2019年度までに全国で742棟 219,192戸が建設されており、 2020年から2024年までに
177棟 81,525戸が建設予定です。
※分譲マンションだけを抜粋しました。
全体の数はこれに賃貸用タワーマンション(全体の2割) が別途プラスされていきます。
調べたところ2000年を境に着工数が年間20棟を越えるようになり
2007年度74棟がピークですが 、今後も毎年平均30棟ペースでの建設が予定されています。
(不動産経済研究所の資料より)
災害・台風に弱いことが露呈された 東日本大震災・令和元年台風
メディアは大きくは報道していませんが、東日本大震災時には
高層ビルを始めとしたエレベーターが一斉に停止して一時的にエレベーターが
使用できなくなりました。
また、海沿いに立地していた横浜みなとみらい周辺のタワーマンション
も数日間停電になり、エレベーターが使えない状況になっていました。
もちろんオートロックも機能しない状態になっていました。
また最近では令和元年台風時に武蔵小杉のタワーマンションの地下の
発電システムが壊れた事によりマンションのエレベーターが停止、
トイレも使用出来ない状態になりました。
上階の住民達のトイレの汚水は当然上から下に流れる構造になっており
電気が止まった状態での汚水が下層階に
溜まり、悪臭を放ったとの事です。
下層階の住民達と上層階の住民での軋轢が生じたのです。
また、 武蔵小杉では急激な人口増加により朝の通勤ラッシュ時にはホーム で人が溢れました。
今では日常の光景になっています。
現在では1日の利用者が30万人程度になっており新橋駅と同じ規 模の利用者数となっています。
武蔵小杉はとても便利な駅なので必然的に利用者が集まるのは至極 当然な事ですが、 朝の通勤ラッシュは私自身も利用する機会があり何度か乗車しまし たが確かに「人が多い!」と感じましたね。
また、車で大田区から中原街道を通って多摩川を渡るときに川崎方面(前方)には
巨大なタワーマンションが聳え立っている全体像がはっきりと目視出来ます。
マンションの中心からはゴーゴーと常に音がする
私自身22年間、 配達に携わる仕事についていましたのでタワーマンションに行く事 も多くありました。
タワーマンションの配達は大変です。
タワーマンションに限らずマンションは基本的に郵便ポストが
1階のエントランスに集中して配置されています。
集合ポストへの配達だけなら一番楽な配達ですが、 玄関までの配達になると一苦労です。
配達員泣かせの筆頭ですね。
管理組合を通じて「セキュリティーカード」 を渡されている場合にはセキュリティーカードを使用して上の階か ら順番に下へ下がって配達をしていきます。
50件とかある場合も普通です。
台車を押してエレベーターに乗り込みます。
ほとんどのタワーマンションの構造はドーナツ型とでもいうのでしょうか?
真ん中が空洞になっています。
そして各階ごとに順番に1から順番に部屋が配列されています。
そして最近はセキュリティーが更に強化されて中に入るまでに3回 開鍵しないといけない
マンションも増えてきています。
これはタワーマンションに住んでいる住民達も3回、 開鍵する事を意味します。
そしてエレベーターは高速用(上層階)と低速用(下層階) に別れている作りのものがほとんどになってます。
下層階なのか上層階なのでヒエラルキー社会も形成されています。
乗るエレベーターでも格差が生まれているそうです。
そして上層階に上がってから真ん中の空洞部分を上から覗くと怖い!
そして下の方から「音」が聞こえます。
空気が循環している音とでも言うのでしょうか?
「ゴーゴー」とうなるような音がします。
真ん中の吹き抜けの部分は昼夜関係なく
暗闇になっており怖いです。
共用部分もほとんどのタワーマンションは電気はついているものの
薄暗いマンションがほとんど。
20階以上になると上に行けばいくほど
音が激しくなりますし、
床が常にグルグルと揺れている感覚です。
上に行けばいくほど、床は揺れています。
コンビニに行くのも一苦労・・・・
高層のマンションになると小腹が減ったからコンビニに行って
何か買ってこよう!
なんてことも一苦労します。
エレベーターは必ず途中で止まります。
住民の数が多いので行って帰ってくるだけでも
20分から30分は最低掛かります。
私には生活できない感覚ですね、、、、。
三半規管の弱い人は注意!!
私自身も親戚の歯科医の叔父さんが(20年前)
晴海に26階のタワーマンションを買ったので20年前に結婚報告も兼ねてお 邪魔したことがありますが、建物自体が 常に揺れており、昼食をご自宅で共にする予定でしたが途中で気持ち悪くなって食事を断りギブアップして帰り ました。
のちに叔父さんはマンションの揺れが原因の体調不良になり病院に入院しました。
そしてそれが切っ掛けとなり持病が悪化してそのまま亡くなってしまいました。
後に叔母さんはマンションの揺れによる体調不良を起こしてうつ病になり
タワーマンションから引っ越しました。
免震構造の建物は衝撃に対して「耐える」のではなく「吸収する」
事が基本ですので、構造上揺れます。
三半規管が弱い人・敏感な人はすぐに気持ち悪くなります。
購入を検討されている方はその辺も十分に考慮する必要があります。
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