社畜

社畜生活 そして奮い立つ!

こんにちはオムライスです。

34歳の時に初めて不動産投資を始めよう!と決意しました。

それまでの私は大学を卒業後⇒都内の会社へ就職⇒転勤族⇒首都圏を中心に10カ所の異動

で激しく勤務しておりました。

23歳から34歳で10カ所の異動

約、1年に1回の異動になります。転勤先はさいたま市を皮切りに、柏市、都内、横浜市へと異動していくことになりました。

当時はまだ20代から30代の前半でしたから気力、体力ともに充分、それでも周りの同期に比べると自分だけずば抜けた異動回数になります。

営業所の店長としての異動です。(職種は追って説明します)

異動の度に、住まいの確保から始まり、(電気、ガス、水道)駐車場の確保、異動先の環境確認、どこになにがあるのか?最寄り駅は?、自宅から営業所までの通勤経路、職場の状況確認、従業員構成、名前、給与確認、全てがリセットされた状態で1から始まります。1回の異動に要するパワーは想像以上に疲れます。まずは現在勤務している現場にご挨拶、そしてこれから配属される次の営業所へご挨拶。これだけでもそれなりに疲れます。さらに!

送別会からの歓迎会がほとんどの職場で行われました。(ありがたい事ですが。。。)

毎回、引っ越した先の自宅は段ボールの山になります。

性格上、「何かが段ボールの中に入れられている」=「仕事が終わっていない」と社畜感覚を持っていた私は引っ越し5回目位まではほぼ全ての段ボールを開封して整理整頓をしておりましたが、それ以降は開けて良いものと開ける必要がないものを判別できるようになりました。(これがいい事では決してありません)

1番残念な事は「今まで築き上げた人間関係が一瞬で無くなる」というどうしようもない事実です。

気持ちを切り替えるには相当の覚悟が必要でした。

作っては離され、作っては離され。

畑に苗を植えて、ようやく収穫できる時期にまた転勤。

これって本当に身の詰まる思いでした。

切り替えるには前向きな人間になり、常に変化を恐れず、常に何事も乗り越えるという気概がないと出来ません。よくそんな環境で精神病にならなかったと自分でも感心しています。

そんな環境の中で、ある転機が訪れました。

社内での大幅な人事改革です。

「来月本社の定例会議で大幅な人事改革がある」と同僚から聞いていた私は

やっと自分も昇格出来るのだと思っていました。(一番転勤が多くバリバリと会社に貢献していたと自負していました)勿論、周りの同期も誰一人として昇進しておりませんでした。

定例会議に参加した私は中々、人事の話が議題に上がらず、いつなのか?とイライラしていました。

会議が終盤に差し掛かり、いよいよ人事の発表の段階になりました。

「やっとか!」と思い人事の発表を固唾を飲み待ち構えていました。

人事の発表では最初に部長職以上の発表から始まり、

組織変更、チーム編成などの発表がありました。

そしていよいよ、私を含めた同期達の昇格発表になりました。

私の同期1名が昇格、後輩3名が昇格という結果で、私は昇格から外されていました。

この文章を書いている今でも、あの時のショックは鮮明に思い出されます。

別にいきなり、次長にしろ、とかそういう事を言いたかった訳ではなく、ただただ、自分の頑張りを認めて貰いたかったという意識が強かったのだと思います。ゆくゆくは部長を目指してまた、その上を、、、、。などという野心は全くなく「あんた!頑張って来たで賞!」位の役職くらいにはなって当然と考えていました。(ちなみに同期は課長代理でした)ちなみに同期は社内でも1.2を争う有名なイエスマン。昇格した後輩3名は部長推薦との事でした。

サラリーマン生活で、最大の挫折を味わいました。

自分が一番やってる!と思い込んでいた自分の驕りも大きな誤りでした。

私は会社に「片思い」をしていた事に気付かされました。

会社側の評価と自分の中での評価が大きく乖離していたのです。

今でいう、ロビー活動を制した者が昇格していたのです。(後から聞かされました)

とは言え、自分なりに「100%仕事人間として、休みも取れず、有給なども新婚旅行で7日使っただけで、それ以外には回も取ったことがなく、私生活を犠牲にして1日5時間以上の残業をして来たのも事実です」

年間休日は50日に満たない生活を10年以上送って来ました。

認められなかった自分に絶望感と喪失感が降りかかりしばらくはぼーっとしていました。

何かかが自分の中で大きく音を立てて壊れていったのです。

 

「これからの人生はもう、誰かに自分の評価を求めるのはやめよう!自分の評価は自分でする!」と心に誓いました。

 

このことがきっかけとなり、私の生き方が180度変わります。

仕事人間は止めて、バランス感覚を大切にして仕事と家庭、プライベートに重きを置こうと考える様になりました。

そして悩みに悩み、考えた結果。

私は空いた時間で本を読む生活を開始しました。Amazonでの暴買いです!!

ジャンルは様々です(小説以外)

かなりの量の書籍を読みました。100冊程度(自分としては上出来です(笑))

 

【運命の本との出会い】

 

そしてロバートキヨサキ氏の「金持ち父さん貧乏父さん」という本に辿り着きました。


運命の一冊との出会いで私の生活、人生は大きく変わっていく事になります。

不動産投資へのチャレンジが始まりました。

ABOUT ME
キャプテンオムライス
都内在住、社畜サラリーマンとして日々労働力を投入。社畜生活から脱出するために奮闘中。現在アパート3棟と戸建て2戸を所有(合計20室+2戸) 好きな物 キャプテンアメリカ  オムライス