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大災害・大地震が来ることを前提で備えよう!
先日、元日本マイクロソフト社長の成毛眞さんが出版した【2040の未来予測】
という本を読みました。
成毛眞氏
本の内容はタイトル通りこれから数年~数十年のうちに起こり得る近い未来の様々な
シナリオを著者の豊富な経験値や知見を用いて大胆、 かつ冷静に述べられている
良書です。
その中でも特に印象に残ったものに「震災、災害」というテーマでした。
・首都直下地震 →いつ来てもおかしくない
・南海トラフ大地震 →2035年前後
・富士山噴火 →地震に連動して発生するかも
上記3つは後30年以内に必ず起こると断言されている大規模な災 害です。
私も含めて直近での大震災である
3・11はすでに過去のものとして
自然と記憶が薄れて来ている人も多いと思います。
「南海トラフ大地震、首都直下大地震」が来ると言われても
日常が平和なのでなかなか、ピンと来ない人が」ほとんどではないでしょうか?
私自身の感想としては
「本当に来るの?」
「まだまだ先の話でしょ??」
など
「来ないもの」として高を括っていました。
しかし本書「2040年の未来予想図」を読めば読むほどその重大さに危機感を覚えました。
また、筆者は書籍だけではなく
YouTubeなど多くのメディアでも成毛さんご自身が対談形式で話されています。
下に参考になる動画を貼っておきます。
ぜひご覧ください!
2040年の未来予想図 成毛眞
↓ ↓ ↓
私の義理の弟が以前から
NHKの社会部の災害班のデスク(責任者)をしております。
15年以上前からNHKのクローズアップ現代という特番で震災や 災害に関しての
番組を作っています。(本人も番組に出ています)
3・ 11の時にはかなりテレビにもコメンテーターとして出演しており 、
福島を始め、各地被災地にも取材に行っていました。
現在でも災害があればその都度テレビに出て状況を解説しています。
そんな義理の弟が最近作った番組
「メガクエイク」というNHKスペシャル地震の特番でした。
末っ子長男の義理の弟は甘えん坊の気質が残っているので特番を作 成する度に私の嫁(姉さん)にLINEで「見てね!」と番組の宣伝をして来ます。
姉である妻は毎回、 弟の作った災害番組をテレビで見るようになっており、
我が家の恒例行事となっています。
最初は身内で義理の弟がテレビに出る事に緊張して見ていましたが、 何度も放送されるにつれて本人もコメンテーターが板に付き今では立派に安定したコメントをしています。
彼とは長い付き合いで、 弟のいない私にとっては「実の弟のような存在」です。
そんな弟が苦労して作った災害特番を
ブラック企業に勤務していた私は、毎日帰宅が遅く、なかなかじっくりと腰を据えて見る機会があ りませんでした。
防災に意味特化した家庭環境であるはずの私自身が防災感覚を欠如してい た事を
「成毛さん」の本を読んで初めて気付いたのです!(遅すぎ、、、! )
多くの地震学者は以前から「30年以内には南海トラフ地震は必ず来る」
との予測を発表してから既に10年が経過しています。
つまり、 2040年までには大震災は必ず来るという事になります。
今現在で地震発生まで残り20年を切っている状態です。
首都直下・南海トラフ・想定される状況がヤバい!
地震研究の第一人者である
京都大学の鎌田教授は首都直下・南海トラフ地震の脅威を以下のように推測しています。
【日経ウーマンより】
・首都直下地震はいつ来てもおかしくない状況
・詳しく言えば「南海トラフ地震」は2030年から発生するサイクルに入る。
具体的には2035年前後の確率が一番高い。
・ 南海トラフと連動して富士山が噴火して東京まで火山灰が飛散して 積もる。
火山灰は首都圏を中心に5センチ程度積もると予想されています。
・5センチと聞いて大したことないように感じますが、すべての範囲、すべての場所に
あまねく5センチです。
・5センチ火山灰が積もった場合には交通網は麻痺、電車、車、飛行機は動かない。
・火山灰により電気、ガス、水道のライフラインも全てストップ。
想像を絶する事態になります。
降り続く火山灰は視界を遮り、歩くことも困難な状態になると予想されています。
また、3.11の時には現地に取材に行ったNHK社会部、災害班の大半の記者が
被害の大きさ、「特に死者の映像をカットする作業」に追われPTSDになった社員が多数発生。
精神が病んで現地に常駐出来る期間が短かかったと弟は話していました。
実際には日本のテレビでは放送できないそれだけ多くの死体があったという事です。
それを毎日、撮影した映像からカットする作業を毎日行っていたのです。
PTSDになるのは必然と言えます。
首都直下地震・南海トラフ地震は
3.11以上の悲惨な状況が想定されます。
災害発生時には
・東京在住の1000万人が一斉にトイレを使えなくなる。
・3.11東日本大震災 被害額 16兆円 死者数 1,8万人
・首都直下 被害額 95兆円 死者数 2万人
・南海トラフ 被害額 220兆円 死者数 32万人
被害額、死者数共に東日本大震災の10倍以上の被害が予想されています。
想像しただけでゾッとしました。
日本の国家予算である、一般会計での年間予算がおおよそ100兆円ですから
南海トラフの推計だけで国家の危機に直面すると言えます。
(信用のある日本円は自国通貨建てでお金を創造出来る(国債)のでそこは心配していませんが、 、)
「防災対策をする!」と妻に宣言!→妻から蹴りを入れられる!
首都直下・南海トラフ地震のヤバさを確認した私は妻に地震対策を宣言しました!
「はー??今更何言ってんだ?さんざん今まで用意しよう!と私は言ってきたのに!」
おもむろに妻はクローゼットからリュックを取り出し、私の前投げつけました。
いつものようにとても優しい対応です、、、。
投げ出されたリュックの中を見ると様々な防災用品が入っておりました、、、。
「さすがだね!偉いね!すごいね!」と褒めちぎりました。
妻は災害対策として私の知らないうちに最低限の非難グッズを揃えていたのです、、、。
しかし、 用意はしていたと言っても本当に最低限だったので大幅に買い増し する必要がありました。
とりあえず!首都直下に備えよう!
明日、来るかも知れない、、、。
いや、今かも。。。
Amazon、楽天、 100円ショップを駆使して防災グッズを用意しました!
避難には2種類ある。
1次避難
・先ずは災害から逃れる非難
・数日間 3日しのぐ期間
2次避難
・避難所での避難
出来る限り自宅で過ごせる事が前提。
先ずは第一次避難
ここでは家がある(無事である)ことを前提とします。
揃えよう!防災グッズ!
1,水、トイレットペーパー・ティッシュ
真っ先に必要な物はなんといっても水でしょう!
一番貴重な物になると思います。
成人では最低1日に1人当たり2リットルから3リットルが必要になるとの事です。
(飲料、トイレ、その他)
トイレットペーパーとティッシュに関しては必ずパニック買いが起こると
予想されるので先に最低限を別で保存
2、非常食
これは考えるとキリがありません。
水と同様に多いに越したことをはありませんが、
そもそも首都直下地震が来た場合には家が火災により焼失する可能 性もあります。
これと別で保存用に保存米・缶詰などを用意
※飴ちゃんもセットしました。(右上)
3、ラジオ
インターネット回線が不通になる事を想定します。
手動・太陽光で充電出来るものを選びました。
インターネットが使えない場合にはラジオが大切な情報源になります。
4、ランタン
夜になると電気が必須!2つ買いました。
5、スマホ充電器
生命線になるかも。
こちらも太陽光発電出来るものを選びました。
6、非常用トイレ
トイレが使えなくなります。
7、ガスコンロ・ガスボンベ
ガスコンロは冬の鍋用です。
お湯が沸かせ最低限の炊事が出来ます。
8、笛
助けを呼ぶときに使用 声を出すには限界がある
9 レインコート
上下 雨天・降雪時の移動 必ず上下セットで揃えましょう!
10、作業用手袋 ラップ・ガムテープ
寒さとがれき対策です。
・ラップは何かと役に立ちそう
・ガムテープは必ず使うでしょう、、、
11、ゴーグル・ヘッドライト
外出時に歩くとき用に買いました。
ヘッドライトは頭に装着します。(両手が自由になります)
ゴーグルは富士山噴火対策です。
次に2次非難
避難所に行く場合を想定
1、寝袋
これがあると大変便利だと思いますが家族全員分を用意するとなると
それなりの金額になります。
我が家の場合には取り合えずアルミシートを用意しました。
2、衛生グッズ 体ふきシート・歯磨きシート・ドライシャンプー
3、カイロ
冬を想定しました。
4、サバイバルナイフ
色々な機能がついたものを購入しました。
5、電池・バッテリー・給水タンク(袋)・防塵マスク
電池は大活躍するはずですので多めに用意しました。
電池用のモバイルバッテリーも必需品だと思い購入
6,サンダル・靴
枕元に1足準備しておく。
地震で亡くなった人の多くが室内を「割れたガラスの上を素足で歩いた状況」が
痕跡としてあり、多くの人の足の裏が損傷していたそうです。
一足用意しておくとダイハード状態にならずに済みそうです。
7、車のガソリンは満タン状態を保つ!
3.11の時の教訓としてガソリンスタンドが大渋滞で混乱しました。
給油するまでに5時間6時間は当たり前。
多くのガソリンスタンドが閉鎖されていました。
車のガソリンが満タンであれば選択肢が格段に増えます。
避難所での生活が困難な場合には車中泊が出来ます。
電気の心配もありません。
シガーソケットからUSB変換できるグッズは備えておきたいものです。
8,薬、生理用品、粉ミルク・おむつ
我が家は持病持ちがいませんので必要ありませんが
高齢者等との同居の場合には必要と思われます。
男性には関係ないことですが生理用品は女性に確認しておく必要があると思います。
まとめ
とにかく、考えたらキリがありません。
一番いいのは自宅の地下に災害用のシェルターを建設して備える。
普通はそこまでしませんし、そこまでする必要もないと思います。
間違いなく大規模災害は発生します。
地震国日本としての宿命です。
今から、最低3日!
自宅で過ごせる対策をしましょう!
次回は備えるべきファイナンシャル対策(基礎的な財政対策に関して)
を私なりに書いていこうと思います。
アディオス!
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