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こんにちは
オムライスです。
東京でサラリーマンをしながら
大家をやっている40代男性です。
現在、アパート3棟、千葉市(20部屋)
戸建て2戸(茨城県、東京、)を運営しています。
【区分マンション&ボロアパート エピソードシリーズはこちらから】
ポンコツサラリーマンが投資用マンションとボロアパートを買ってみて
実際に運営してみた記録を書いています。
今回のテーマは
●ポンコツサラリーマンが投資用アパート購入して大富豪になる!
ついにボロアパート編は【season8】までやって来てしまいました。
それだけこのボロアパートには
たくさんの事件があったのでわざと引っ張ってる訳ではなくそれだけネタの宝庫でした。
逆に言うと散々苦労させられたボロアパートだったという事です。
2月の積雪事件から早いもので季節は夏を向かえようとしていました。
おかげさまで6月には新しく入居者が決まりついに念願の満室。
5世帯で約21万円の収入になりました。
区分マンションと合わせて表面で26万の収入です。
年間でざっくりと300万の+収入です。
大富豪です!
新しい入居者様は物件近くの某大手スチール工場で長年働いて来た50歳半ばの男性でした
今回の物件に引っ越して働かずに年金が支給されるまでゆっくりと過ごすとの事でした。
早期リタイヤ生活をされるとの事でした。
貯金もそれなりにしていたそうでずっと独身で過ごして来たようでした。
そんな方がボロアパートの最後の空室を埋めてくれました。
6月の事でした。
1階・3部屋の入居者内訳
■101号室 生保で耳に障害のある30代の女性とお金くれとわたくしに言った子供
■102号室 生保の30代の男性
■103号室 70代の男性(年金生活者)
2階・2部屋の入居者内訳
■201号室 60代の男性(年金生活者)
■202号室 6月からの入居者様 最新の入居者
上記が入居者メンバー内訳です。
ちなみに1階の生保(生活保護)の男性は以前にペンキを塗っている時に
アパートの前にタクシーを付けてどこかに出掛けて行った時のを一度 目撃しております。
(生活保護費支給日には必ずパチンコをやりに行くそうです)
そんなメンバーでした。
次の事件は新しい入居者様が決まった6月に起こりました。
ブルル
ブルル
携帯に目をやると
『愛愛不動産』からの着電。
またかーー?
今度は何だ?
嫌だ
スルーしよう。
うん。
スルーだ。
しかし、電話に出てしまいました!、、、、。
『はい、キャプテンです。 いつも管理して頂きましてありがとうございます。
今回はどうかなされましたか?』
電話口でガミガミ木村さん(仮名)がわたくしをまくし立てます。
いつも早口です。
要点をまとめると
❶1階の103号室に住んでおられる70代の入居者が亡くなった
❷3日に一回、介護で訪問に来ている息子さんが発見
❸息子さんが救急に連絡・病院に搬送。その人は死後2日が経過していた
ガミガミ木村さんも
『また、この物件か!いい加減してほしい!』と言いたそうな口調でした。
小さい女の子も怒っています。
私自身もがっくり、びっくりしましたね。
しかしこの時点で、ある程度の事では動じないようになっています。
ただ、同じ物件でのやたらと起こる『事件』には少々疲れておりました。
パンチドランカーとなっており殴られても痛いと感じない様な精神状態となっておりました。
『あーー、利回り20% 越えててもやっぱり築年数が古い物件にはトラブルが多いな!
また事件か、、、、』
●事故物件にはならない様である
ガミガミ木村さんが言うには今回は死後2日目で発見されているのである意味、正常。
との事。
人が亡くなって正常と言い切れる木村さんにはびっくりしましたが、
超高齢者社会の日本ではある意味当たり前なんだろうなーと納得はしました。
でも、自分がその当事者に近い立場で、接するとは考えてもいませんでした。
今度はその後の部屋の対応はどうすればいいのか?
という問題が頭をよぎりました。
事故物件になるの?
???
また一つ
大きな問題と直面します。
木村さん曰わく
『死後2日なので事故物件にはなりません。次の入居者様には告知義務はありますが、、、。』
との事。ほっと一息とはいかないまでも少しは気楽になった言葉でした。
●息子さんから入居申し込みが入る
❶介護に来ていた息子さんがそのままその部屋に住みたいと申し出が ある
❷その息子さんは現在生活保護を受けており引っ越すに当たり新しく役所に申請する
❸入居認定には時間が掛かる
父親と息子が入れ替わるって事?
頭と心のスイッチを切り替えました。
入居者様が亡くなった事にびっくりしてましたのでびっくりしました。
●息子さんの入居を了承しました。
●葬儀の対応も息子さんがやるとのことでした。
生活保護を受けているという話だったので経済的に厳しいと思っていましたが
幸いなことにその息子さんが葬儀を含めて全て滞りなく対応してくれました。
(親戚の方達の協力もかなりあったと後に聞かされました。)
ほっとしました。
その後、役所からの引っ越し認定が下り2週間後には
息子さんがそのまま1階の部屋に入居されました。
日本社会の縮図を目の当たりにした出来事でした。
高齢者がいて介護する家族がいてその介護する家族にはそれぞれ事情があり、
新聞や、テレビで報じられていることを他人事として見ていた自分がいて
まさか自分がそのど真ん中で体験するとは思ってもみませんでした。
現役時代には頑張って社会の為に働いて来たであろう人達が、、、。
こういう死に方をする先進国の日本の社会ってどうなんだろー
何なんだろ?って真剣に考えました。
私がボロアパートを買っていなければ体験する事はなかったはずです。
ある意味、貴重な経験をさせて頂きました。
自分の生き方も含めてを改めて考えさせられる出来事でした。
当たり前って言えば当たり前の事ですが私しなりに心に衝撃が走ったのは事実です。
Ps
更に事件は起こります!
アディダス!
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